結婚1ヶ月目で離婚を考えた私が、結婚1年目で考えたこと
こんにちは、ちえみです。
むかし、結婚して1ヶ月の時の心境をブログに綴りました。
hawaiiweddinghoneymoon.hatenablog.jp
1年経って(もうブログ書き始めて一年近く経つのか!!驚)見返して見ると
そうか、この時こんなこと考えていたのか、とか
この悩み自体が新鮮だな(新婚だな)、とか
でも実は今の悩みも対して変わってないんじゃないの、とか
改めて発見があるので面白いです。書いててよかった。
この記事は、書いた当時から常に一定数読まれていて、今でも「注目記事」にランクインするくらい需要があるみたいなので、今回はそのあとの気持ちの変化などなど、更新したいと思います(^^)
ハワイウェディングの記事と関係ないので、興味ない方は他の記事へ!!笑
この1年の気持ちの変化
どうやったらわかりやすいかなと思って、グラフ化してみました。
- x軸が経過時間(月)
- y軸がその当時のテンション(数字が大きいほど前向き)
実際はもっと小刻みに変化していますけどね笑。
それはさておき、テンションが下がっている時期の悩みは、だいたい1ヶ月目で感じていたことと同じような悩みなんですよね。
「結局気持ちが下がっているなら、悩みが根本的に解決してないんじゃ?」
と思われそうですが、
「少しずつ解決しているけど、解決に伴って新たな悩みがでてくる。継続して悩んでいるけど、悩みが変質している。」
と言った方が正しいでしょうか。
「悩まなくなった!乗り越えた!」
と思ってもひょんなことからまた思い返してしまったりするので、「なんでそんなダラダラ悩むかなあ。」と自分でも嫌気がさすことがあったのですが
この本を読んでいて、気づいたことがありました。
本から少し抜粋
…この不安は、もともとは危険を予知・察知して行動するための本能だと考えられています。不安があるからこそ人間は種を守ってこれたのです。
そんな事情もあって、脳には放っておいても勝手に不安になってしまう習性があります。
あ、そっか。
不安になる気持ちがあるから人類は生き残れたんだ。
と思って、何だか楽になりました。
遺伝子レベルで不安になるようになってるんなら、そりゃ、しょうがない。
悩むのは当然。
でも、それに安寧するんではなくて、じゃあどうやって解決していくか?というと
「問題を書いて見えるようにして、解決できるところから解決していく 」という地道な作業。
でも、目標は大きすぎると挫折して、また悩むことになるから、小さなゴールを設けて、ちょっとずつ達成感を味わうとよいよ、と。
というわけで、この一年はちょっとずつ目標をを達成していくことに努めました。そうすると、思いの外、気持ちが安定するようになりました。
その大きな転機になったことが三箇所あるので、詳しく書いておきます。
自分で友人を作った
前回の記事で、「 新しい人とたくさん会って疲れた」といったことを書いていましたが、それでもやっぱり友人は欲しい。
夫の友人でもよかったのですが、なんというか、彼(彼女)たちはすでに仕事をしていたりして、悩んでいるフェーズが違うんですよね。
それで、やっぱり話も合わないし、無理して取り繕ってしまう。
だから、社会人大学に通い出したり、オンラインで授業をとったりして、新たに友達を増やしました。
そうしているうちに、学生時代の知人(顔と名前は知っていたけど当時はほぼ面識なし)が引っ越してきて、話しててすごく刺激になったり、前向きな気持ちになりました。
おそらくこれは、状況が自分と似ているからだと思います。
昔からの友人でも、「あれ、話が噛み合わないな」とか思うこともあって、それでも大切な友人であることは変わりないけど
その時、そのときの自分の状況に合った、新しい友人をつくっていくことも大事だなと思いました。
「友だちが欲しいなあ」ぐらいの気持ちではありましたが、自分で一歩踏みだして夫との生活以外にも自分の生活(世界)を造り始めることができたということで、ひとつ自信に繋がりました。
自分で新しい夢を持った
前回の大きな悩みのひとつが、
「それまでの仕事(総合職)を辞めて、キャリアが中断した」
ことでした。
とっとと新しい仕事を始めてもよかったんですが、就職活動をしている中で、面接時に先方から、
「ちえみさんの今までの経歴を考えると…この仕事で本当によろしいんでしょうか?簡単すぎて、嫌になってすぐ辞めたくなりませんか?」
と言われたんです。
「いえいえ、仕事見つからないってことは、そこまでスキルがないってことなので買いかぶりすぎですよ」
とも思ったし、プライドが高すぎるとも思ったのですが、ありがたいことにまだ時間に余裕があったので、考え直すことにしました。
今までと同じ道を歩んでいくのか?と。
実は夫の仕事柄、日本・海外問わず将来どこで暮らすことになるか、予測がつきません。で、私が積み上げているキャリアというと、日本国内ならある程度需要があるのですが、海外となると汎用性が少ないんですよね。
それで、「どこにいても仕事ができるようになる」という新たな夢を見つけました。
ものすっごく漠然としているけど、夢だからこのくらいで良いかな、と。
やってることが変わったとしても、「自分はどこでも通用するスキルがある!って言えるようになりたいな」と。
しかもそれが、「自分が好きだ、もっと言うと楽しいと思えることだったら最高だな」と。
そんなの当たり前だと思われそうですが、真面目で実直な両親に育てられたので、「仕事は面白くなくて当然」という考えが小さい頃からずっとあって、もっというなら「楽しいを仕事にするなんて考えられない」という少しひねくれた考えを持っていたんですよね。
今でも、「自分(&家族)の生活を賄えてこそ仕事」だという考えは変わっていませんが、それが「=自分の好きなこと」とすり合わせることはできるはず、と思うようになりました。
夢を叶えるために目標を持った
まず前提として、私の人生の最優先事項は「家族」です。家族は離れて暮らすものではないし、家族と幸せに暮らすのが何より、という信念を持っています。
でも、家族を選んだからこそ、自分の今まで選んできたキャリアでは折り合いがつかなくなりました。なので、上記のような夢を持ったわけですが、でははて、どうやって叶えるか。
この大きな夢を叶えるために必要だと思うようになったのが、「英語」と「プログラミング」と「マネジメント」のスキル。
英語に関してはちょっとできるけど、ほんと、どれもほとんどゼロからスタートなので、すでに同世代で活躍している人もいるし、正直きついです。この選んだ道が、正しいかは、Who knows? (反語)て感じです。
でも、それぞれの分野をさらに細かくわけて、今は計画をたててコツコツ勉強しています。
全部叶えるには多分5年以上かかりそう。そろそろ子どもも欲しいです。もちろん生活もあるし、お金もかかるし、それこそ簡単な仕事から始めないと。
考えることが一杯ありますね。大変だあ。
でもきっとやってやる!!し、できると思っています。
なぜなら、私の目標は全部夫とも共有して、夫婦の目標としているから。
私の目標が達成したら、今度は夫の方もやりたいことがあるみたいなので、そちらの目標にバトンタッチする予定。
夫を応援するためためにも、今は私がしっかり稼げる力を身に付けたい。
悩みはつきないけど、楽しみ始めている
この記事を読んで、
「あれ、結局なんの話?」
と思われるかもしれませんが、結婚して1年たっても、悩むことはたくさんあるよっていうことです。
1ヶ月目に、そこから早急に「離婚だ!」なんて思ってしまうくらい悩んでいた時期があったのもまた事実。今はもう、そこまで考えることもなく、ありがたいことに「幸せだな」と思うことが増えました。
でも、もし悩んでいてこのブログに行き着いた方がいるならば、「その悩みやモヤモヤを、どうか大切にしてください」と言いたいです。
結婚して1ヶ月だからとか、1年だとか、数十年たってるとか、その時期や状況によって、新しい悩みが出てくるのは当然。なので、まずは「悩んでいる」という自分を肯定してください。そこから、すぐに解決できそうならするし、時間がかかりそうなら、じっくり取り組めばよいだけ。(と、きっと悩むであろう未来の自分の言ってみる。)
私はというと、最近は、悩んでいることも「違うアプローチで眺めてみると、少し良い状況に持っていける」と考えられるようになりました。
前より、悩むことを楽しめるようになってきた。
これが、自分にとってはこの1年で得た大きな成長でした。
夫と結婚する前は、想像もつかなかった悩みもあります。
夫と出会う前は考えもしなかった選択を、今は選んでいます。
でも、この瞬間を生きているって感じがして、けっこう楽しいです。
というわけで、「わたしの転機」は紛れもなく
「夫と結婚したこと」
でした。